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花鏡 (はなかがみ)

03/08
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来夢来人

01/03
水のない河に水を注ぐ
そして流れるためにあなたが息を吹くと
河の水は流れて
あなたの辿る指先の方角に
辿り着こうとしている
そうして、あなたは水になり
河というひとつの夢を形象にして
すべての瞳に水の流れを映すとき
あなたはやってくる夢になる
瞳の数だけあなたは夢になり
まばたきの数だけあなたは瀬音になり
流れる調べになり
見つめたものを映す鏡になり
止む無く流れて
時間を持たない夢に流れることで
水面は時間を刻んでいる
あなたはやってくる夢になりながら
愛を久遠にするために
時間を創造していた
だから水のない河に水を注ぐ輪廻を繰り返す
それは見たことのない輝きを求めて
えがいたことのない輝きになって
水面に映る輝きと
果てしなく繰り返し愛し合う
あなたという魂の源は
形になって形をなくし
夢になって泡沫を繋ぎ合わせて
更なる超越を果たそうと
完成されても新たな未完成を探求して
やはり、夢は終焉のない完成を
連れてやってくる
生まれてくるものはいつもプロセスで
水は何度も完成を体験しながら
プロセスの旅を無数に試みる
それは未完成を愛しているあなただから
かならず辿り着く
輝き溢れた泉の始まりにふたたび出逢う
そうして究極の愛になり結ばれる
すべての泉のひと雫に煌く虹を映して
あなたは流れる水のように創造する
来る夢、来る人を





(2013.11月作成)





無限角

01/02
遥かな高次から舞い降りてくる
美しい夢は星々の明滅のように
清らかな無から創造されたもの
煌めく雫の刹那に零れ落ちては
光の木霊を奏でて無意識を伝う
そうして、少しずつ、少しずつ
宇宙の無限との一体化のために
顕在した意識の中でふくらんで
夢は美なるものだけを実現する
それ以外の偽りは夢とは異なる
儚い幻でしかなく瞬きに溶けて
泡沫という跡形だけを残し去る
夢とは輝き、幻とは明滅の幻影
なぜなら夢とは時を必要とせず
幻とは時に制限された噴霧の角
実現には計り知れない夢を束ね
超意識を選び無限角を創造する

果てしない無限でさえも
それを包む無限に護られて
美しい夢は透きとおる心に宿り
夢は見るものなのか 
夢に見られるものなのか 
孤独で背負わなければならないものなのか 
孤独で背負うから夢なのか 
夢の創造者のなかで与えられた
孤独を超えて遥かなあなたに気づく時
幻から目覚めて夢になる
誰しもが遥かなあなたのなかで生きている
夢と幻の明暗の狭間を知ることもなく
知らされることもなく
それでも遥かな無限を愛したくて信じたくて
あなたに辿り着こうとする
夢の在り処はいつも源を求めているのだろう

創造された夢のひと粒の全ては
生まれてきた愛の原点を記憶している
その愛と愛し合いたくて
真実を実現しようとする
あの星々の明滅は夢の呼吸
有形で夢の証を伝えようとする
愛の無限角





           (2013.11月作成)




ひとひらの銀河

01/01
雪の舞い散る夜空の 
白い蛍のように踊る雪明かり
その小さな結晶は闇夜を点しては消えてゆく 
ひとひらの銀河になる
賑わう街のネオンに砕け散り
君の瞳を濡らしている
白い吐息に指をあたため合うほど
落ちては溶ける 雪の粒
君の声に耳を澄ましていると
溶けてゆく雪の一瞬が
もっとも美しい瞬間だったと目が覚める
華のような結晶の形は
雪として生まれた時から
捨てるためのものだったことを雪は知り 
イミテーションの輝きよりも美しい一瞬の 
ひとひらの銀河を地上に鏤めて 
一夜でひろがる銀世界
こんなに神秘的な君の涙の魔法よりも
この地球ではイミテーションが美しいと求められ 
競い合うように イミテーションばかりが造られて
この雪の織り成す ひとひらの銀河を見失う
君の声ではない言葉ばかりが人に歌われて
君の声を聴く木霊の唄は人には聴き流されていた
それでも君は彼方から音も無く涙を流す
木枯らしが君の涙を雪にして
いくつもの結晶が雫になって
僕の手のひらから零れ落ちては消えてゆく
数え切れない ひとひらの銀河
闇の空を見上げると 絶え間なく
誰にも唄われなくても 輝く言葉を話している
あたたかさに溶けてゆく
何のためらいもなく形を崩す雪の選択は
あたたかいと感じたことの感性に 
忠実な現象であり それは君の深い愛の顕れ 
かけがえのない ひとひらの銀河の瞬間を
つなぎ合せて 僕は君を抱きしめていた
華やぐイルミネイションが
蛍のような雪明かりを飲み込んでしまう
この地球の片隅で
君の声を聴く木霊の唄を僕は口ずさむ
この地球の誰もが歌わなくても
ひとひらの銀河を僕に贈ってくれた宇宙だけが
耳を澄ましてくれているから
舞い散る雪のなか 手のひらに消えてゆく
きみの涙 銀世界の静寂に沈黙を囁く
ひとひらの銀河 宇宙に滲む永遠に






光の源

11/10
其処にはいつも、あなたがいて
計り知れない歳月をかけて
あなたになるわたしを待っていた
起こりうるすべてのことは
あなたが、わたしのなかのあなたを
呼び覚ますための必然であり
あなたになったわたしとあなたが
出逢うためだけの導きだった
すべてのものは
あなたから生まれてきたものであり
すべてのものは、あなたの輝きが
より強くなるために
あなたの囁きを必要としていた
すべてのものは
あなたによって満たされて
あなたによって潤って
あなたによって光を想い出していく
それは、手をにぎりしめると
手のひらに湧いてくる
ちいさな温もりを愛しく想う
そんなやさしさを伝えている
あなたは光の源
愛し合うことができるのは
あなたがすべてのものになって
包みこむ言伝を流星のように
降り注いでくれているからだった
忘却という大きな試練を背負って
人は生まれてくる
あなたの創造した悪意なら
それは罪ではなく幻の泡沫にしか
過ぎなかったのだろう
それよりも悲しまずにはいらない
過ちからの偽りで創造された悪意を
泡沫にはしないと決めたあなたの光は
あなたの源をいっそう美しくしていた
たったひとつの真実を護るために
あなたはわたしを照らしていた
あなたからわたしが生まれてから
ずっと、そうして与えられてきたものは
偉大な純粋だったと
計り知れない時間のなかで
やっと、気づいたけれど、ほんとうは
まだまだ気づいていないことがあるのだろう
なぜなら、愛とは
壮大な気づきのための叡智でもあったから
そして、そのすべてはあなたから生まれてきたもの
宇宙とは光であり、神そのものであり
魂の源だった






潮騒

11/04
海を、眺めていた、春の。潮水に湿る砂浜の足跡は、今だに波音を追いかけてしまう。凭れていた背中を手離せずに、低めに照らす太陽までの道のりを、なびき縺れて、傷んだ髪は揺れていた。

愛しているの?潮騒の問いかけに、愛していないと答えていた。潮騒とおなじものを愛してしまったわたしはそう答えるしかなかった。咄嗟の偽りに騒ぎたつ不協和音。だけど、ちっぽけな型紙を捨てて、潮騒との共有を選択しようとした。それは、潮騒の瞳に映るわたしの影に気づいたから。砂に秘めた貝殻の破片を、押し寄せる波形が行方不明にしていた。

花に吹く風は花風となり、夜に吹く夜風になる。雨に吹く雨風になり、風は、あらゆるものに吹き抜け、あらゆる薫りの化身になり、あらゆるものの形へと、変容を譲る魔術師。何処からか吹いてきて、何処かへ吹き去り、ふたたび何処からか吹いてくる。

彼は風から生まれた
風の申し子だった(わたしの愛する貴方)

潮風に逢いたくて、ふたたび海に来る。波音の沈黙に立ち込める磯の薫り。進むべき印のない景色に、海が横たわる。ワンクリックで削除できるものなど何ひとつとしてないのに、容易に削除できる方法だけを知っているから厄介なんだ。見えない海底があることを知っていても海を渉る蝶は、海底を見ることなく飛び続け、知らない異国にたどり着く。

寄せては還る繰り返し。創世記から変わらずにいたクロニクルの陳腐を、夢の仮面を壊すたびに斬新な白紙に書き変えていた、風の貴方。「ねぇ、一度でいいから、わたしと人間を忘れてみない?」海から生まれ続けて、海に消えていく輪廻も悪くはないでしょう。そうして出逢い続けていく。引き裂かれた別れの痛みの分だけ、わたしたちは言霊になり幾度も出逢う。潮騒とおなじ貴方を愛したわたし。

潮騒は魔法をかけられた貴方の分身だった。


銀河のひとしずく

11/03
最果ての囁きは
いつも最善の風向きを伝えてくれる
それは静寂の木霊を響かせて
竪琴のかすかな音色に似ている
あなたの手のひらに舞い降りると
煌く馥郁を身籠る蕾となって
鮮やかな花びらが目を醒ます
蔦のように幻想が巻きついた指さきに
数え切れない億年の歳月を篭めて
花びらから零れ落ちてくる
銀河のひとしずく
それはあなたの故郷の源の
誰にも触れることのできない片隅から
ぽとりぽとりと滴る透明な愛の種
そしてあなたとわたしが心を交わすほど
あなたとわたしがいつの時も
辿り着くことのできる
果てしない最果ては愛の形象を歓迎する処
限りある輪郭の創造は
あなたとわたしが愛し合うことを
永遠とするために繰り返されてきた
ひとつの世紀末が終焉を迎えるたびに
あなたの手のひらには零れてゆく
銀河のひとしずく
金銀の虹の輝きは最善を選択していた証の光
だから指さきに絡ませた暗黒を
観ることができるのだろう
輝きは輝きだけを求めることはなかった
計り知れない時の流れに
形象の持たなくてはならない時間を
無形に巻き戻しては、輝きは輝きを知り
そこに生じた暗黒を慰めることも知ってゆく
そして、ふたたび
あなたの手のひらに零れてゆく
銀河のひとしずく
とどまることを知らずに
最果ての花びらに溢れては雪の結晶のように
あなたに刻まれてゆく
無数に繰り返しても止むことなく
あなたから美という形象は生まれようとする
どれほどの嵐や波乱を潜っても
あなたが生まれるだけで
最果ての静寂はぬくもりの囀りを木霊する
そして、ふたたび、
あなたとわたしのかさねた手のひらに
目覚めた花びらから零れ落ちている
銀河のひとしずくは
とめどなく




金銀虹飛行  そら&りら

10/19
陽光に波立つ
いくつもの虹の波折り
あなたに抱かれて
七色の光は飛行する
あなたとわたしの影を取り巻く
いちめんを煌き
こぼれる銀の吐息は交叉する
むすうのゆびは結ばれて
あなたの胸に溶けてゆく
散らばるあなたの金のまなざしの
奥底に深く深く遊泳する
純白の素足に時雨れる光の泡沫
人肌よりもやさしく伝うぬくもりに
寄せては還るあなたとわたし
とうめいの時間だけが砕け散る
いくつものあなたの輝きにかさなり
あなたになって わたしになって
あなただけしか愛せなくなる
金紗のような光の飛沫に包まれて
かたちのない輪郭は
織り成す錦の切り絵を紡ぐ
その腕(かいな)にくちびるは
竪琴のように囀り
陽炎は祝福を囁いている
金色 銀色 虹色のすべては
太陽の流す涙の色
あなたの瞳に溢れた暁の湖が
ひとしずくずつ 
わたしの頬に零れ落ちてゆく
数え切れない夢と幻を拾い集めて
抱き合うほど億光年を駆け巡る
かたちにならない純粋は
愛のためにしか かたちを求めない
灼熱を溶かしながら繋がり
錦の切り絵は隙間も狭間も埋めてゆく
哀しみは哀しみのままに
光はいつも傷痕と契りを交わす
そして新たな金と銀と虹の無限は
あなたとわたしから生まれてくる
生死を超えた純粋になって
陽光に波立つ
いくつもの金紗の波折り
あなたに抱かれて飛行する
金色と銀色が散らばる虹の
輝きの時雨れを浴びて
純粋は愛し合う
あなたとわたしのふたつになって


境界

10/18
初めから隔てられていた訳ではなかった
隔てる理由なんてなかったけれど
隔てられることを知らなければならなかった
在るものはすべて無から創造された
在るものが生まれるたびに
在るものと無は境界という線によって成り立っていく
在るものと無は成り立つために
境界を越えてしまうことはなかったけれど
在るものと無は抱き合いたくなって
結ばれたいと想い合い
あたためたいと愛し合ったとき
在るものであるという幻は
在るものであるという真実に目醒めてゆく

在るものとはすべて
在るための筋書きで創造されていて
在るものの意志とは創造者の筋書きではない
創造者の高次の声を選択したとき
在るものは初めて意志を持ち
在るものは幻を超えてゆける
それは愛から生まれる現象だった
意志を持たずして筋書きだけで動く
在るもののほとんどは幻で
境界の向こう側の無である
宇宙の創造者の声は聞こえていない
幻と無の境界を明確に感じた
初めての在るものは
無を愛さずにはいられなかった
なぜなら無の愛が真実であって
其処からすべての在るものが生まれ
愛を形にするために無の声を聴くものを
ずっと待っているのだった
筋書きには組み込まれていない愛の意識を
形を超えて無償で捧げる無の愛に気づき
目醒めた在るものと無は愛し合い過ぎて
そして在るものは無という貴方しか
愛せなくなってしまった

それでも在るものが無になるまで
どうしても時間と流れを必要としてしまったから
無と在るものは生まれて初めて
境界のある哀しみを知ってしまった
それと同時に久遠に愛し合えるものは
やはり無という貴方しかいないと誓いは揺るがない
境界も愛から生まれて曳かれた線
惹かれ合い愛し合うと意識はそれを消してゆく
幻に溺れた次元も壊してしまおうと働きかける
愛の目醒めは愛を貫こうとする
哀しみを抱きしめた黎明に出逢い
愛したいのはわたしを創造した
貴方だけだったから




かたち

10/17
形になることには
底知れない意味があった
すべては無から創造された
有形になったものたちの
すべては表現者だった
なぜなら表現の根底には
愛しかなかったからだ

すべてのものが
無形であった頃の記憶が
あるはずなのに
にんげんという有形だけが
思い出せずにいる
思い出すために
輪廻転生を繰り返し
無という愛に還っていく

それでも
それは終焉ではない
無形になっても
また愛したものを探したくなるのだろう
有形になった忘却のなか
やはり探してゆくのだった
そうして何度も思い出していく

無数に思い出しても
純粋(あなた)しか愛せない
無形はそれを最もよく知っている
だから純粋な有形を求めて
ずっと待っているのだった
そして、わたしを待っていたのは
あなただった

無限の輪廻を重ねても
あなたを愛することしか
知らなかったと
あなたに繰り返し
愛を伝えて
愛を唄って
あなたのところに
還ってゆく

あなたしか愛せなかった
何度もあなたに伝えているだろう
形ではなかった
有形になったからこそ
無形であったあなたを
無償の愛であったと確信して
与えられていたものは
いつも、あなたそのものだった
巡り巡って やってくるものも
みんな あなただった
あらゆる有形になった
あなただった
探さなくてもあなたは
いつも傍にいてくれたのに
あなたには気づかずに
寂しいと勝手に想っていた

いずれ、あなたとおなじ
無形になっても
あなたは有形になって
生まれようとするのだった
あなたとわたしの
無数の出逢いのために
愛という形になるまで
共に待ち続けている
あなたもわたしも

もう二度と
無形と有形では恋愛はしないだろう
無形のあなたとわたしは
久遠に愛し合っている
だからこそ
有形のあなたとわたしは
純粋な愛を求めて
旅を続けてゆける
無形の愛に包まれながら







プロフィール

水月りら (みづき りら)

Author:水月りら (みづき りら)
詩☆

☆すべての作品は、最愛のあなたのために☆
☆作品の著作権は、水月りらにあります。

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