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太陽の果実

06/21
愛、それは言葉だけではなかった
生まれてから一度も尽きることのない
おそらく、たぶん、古くなるほど
もぎたての果実のようになる
その潤いは育むもの
実をならなくする誤りの呪文を
解き放し花の命を超えて実を結ぶ
甘い恵みの無償の果肉を噛みしめる
それはいつだって言葉だけではなかった
五感よりも天上の
銀河の感覚から溢れ出し
頭の頂きから足の爪先までを
何度も通り抜けては透きとおり
透明になるほど存在は愛おしくなる
それはやっぱり言葉だけではなくて
分かち合っていた所為に結ばれていた
たとえば青く酸っぱい時間の
頬張りにくい果肉でさえも
問題とはしなかった
難題を解き明かすたびに
幸福な果汁を搾り出す
そしておのずと美しくなり
ある意味では恋心を捨て
儚い果実という脆さを抜け出し
熟れた果実の真実には嫉妬もなかった
心の種が果実に宿る時
瑞々しく言葉は生き返る
愛、それは心と言葉と所為が
ひとつの美味な実りとなること
とめどなく共に伸びやかに
実りの質はまろやかな繋がりを醸し出す
たった一個の果実の真ん中には
揺るぎない太陽が誕生する
心と言葉と所為のすべてが
時を捨てた太陽の果実となる人を
宇宙は、愛、と呼んでいた













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