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おぼろ桜

05/27
朧月夜に散りし ほのめく闇桜
もうろうとまどう痛みのように
浮かぶ花びら 千鳥足に寄り添って
ひとひらふたひら とぎれなく
姿を捨てて 淡雪の化身に身を委ね
夜風を吹かす影武者の
とうめいな囁きを聴いている

見えない貴方を愛してしまった花びらは
朧月夜の闇をえらんで散るのでしょう
闇夜の高貴な幸を知ってしまったから

こぼれる夜露 桜色のぬくもり残す
からめていた指から伝わっていた
貴方のなだらかな脈の微熱が胸を突く
人肌とまじわる夜風の寂寞を
そっとくるんで花びらは

散って、
  散って、
   貴方の朧に散らしていく

むすうの涙で貴方を掬いたかった
貴方に捧げたかった
月影にうるんだ 華しぐれ







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