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華吹雪

05/17
つのる想い
あふれるほど
呼んでいた雪おこし
灰色の雪雲がやってきて
粉雪舞い落ちてくる
ひゅるひゅると鳴いている
冴ゆる夜風
花びらのように
白い闇が乱れ散る
浮き出る汚れを包む
おごそかな氷点下
その運命(さだめ)を限りなく
愛していたくなる
結晶は心のように
ひと粒ずつ異なるもの
妖精のように
衣をひるがえし舞い踊る
桜色のかすかな響きが
耳の奥を吹きぬけてゆく
その影は星が降るように
穢れた断片を洗い流している
雪という仮の姿になり
からっぽのアスファルトに
悔恨を積もらせて
捨てる思い込み
せせこましく走る
クルマの速度をゆるやかにして
白銀の路面は
走行音を消してゆく
忘れかけていた静寂の気配に
人は純白になれるのだろう
吹雪き始めた窓の外
曇りガラスに文字を書く
だれかに逢いたくなるほど
つのる想いにつもる雪
ゆび先にぬくもり灯るほど
天から迸る華吹雪







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