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流星

05/09
見えない糸を護るために
瞬く光になるの、と囁く星明かり
闇のなかを交叉している見えない糸のために
ほのかな銀の明かりはやさしく照らすから
夜になると人肌に寄り添いたくなるのね
胸に垂らした星屑色の首飾りは
ふれるほどこぼれるぬくもりに
揺れる影をいちばん綺麗に映してゆくの
そして揺るがないものが
星の破片に刺さりながら泳ぐ天の河
そのための傷みなど取るに足らないものだから
遥かな距離はいつだってとうめいに輝き
流砂のように無条件に流れてゆくことを
ひとつずつ知っていくのよ
ほんとうに結ばれているものは
かならずしも一等星ではないことを
悲しまなくてもいいように
夜空の星は流れて落ちてゆくのね
その一本の線は由縁(ゆかり)のように描かれて
きみのいる場所がぼくのいる場所と
記憶していたかけがえのない一行のように
あざやかに消えてゆきながら
見えない糸をたしかなものにしているの
その絆はね、星の地底の奥深く
張り巡る樹木の根のように
数多の糸でつながっているから
愛という心は見えなくても
力強く感じることができるのよ
行き交う光が熱に生まれ変わるのは
結ばれた場所が宇宙になっていたからなの
そこは時を越えた時のない世界
流れてゆくもののなかで
流れないものが辿り着く
抱きしめ合う腕のあたたかさ
星が流れるように祈りになる










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