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金環日食

05/08
その遥かなる絶妙な距離は
近づきすぎることもなく
遠ざかることもなく
太陽と月は互いの影に
重なりながら通り過ぎ
合わせ鏡のように互いを映し
月は太陽の
太陽は月の
存在を明かしている
満ちては欠けて
包みこむ腕は金の環
木の葉に散らばる光の木霊
金色の糸遊は
儚い一期一会にやさしく
果実のように潤むぬくもり
この瞬間には
もう逢うことはなくても
太陽と月はいつも
あたりまえのように
目覚めも眠りも照らしている
だれも悲しまなくてもいいように
そこから消えることはない
その遥かな絶妙な
何億光年の距離のことも
創生の秘密に委ねて
ふたたび金の環になる時が訪れる
その周期が何十年後であろうと
太陽と月にとっては
明日のできごとなのかもしれない
生と死を超えても
離れることのない位置にいる
結び目の濡れた腕のなかで
満ちては欠けて
包みこみ影は
いま金の環になる








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水月りら (みづき りら)

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