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クレマチス

05/05
夕暮れは
いそぎ足の子猫のように     
つらなる屋根を駆け抜けて  
夜をむかえにいくから
だれにも声をかけられず        
なくしたものを 探しまわっている
いったりきたり しながら
どこにもいける わけでもないのに
だれもが はるかな故郷に
わすれものを見つけるために
遠ざかっていくようで
雪の峠を越えて
届けられた 宅配便
胡桃色のつつみ紙をあけたら
見知らぬあなたから
クレマチスの花言葉

さみしがりやの          
こがらしを あたためています
なくしものは
げんきに しています

溶けはじめた宵闇に        
まどろむ あなたの薫りを
真似ていた 
白い絹糸のまなざしが
長いまつげの影を  
吹きぬけていた








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