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夜想曲

05/01
雪の舞う北国の月は
漆黒の雲の向こうがわ
ひそかな想いを純白にするために
雪は舞い落ちてくるのでしょうか
南の国の夜に光を放ち
遠く離れた焦がれるものへ
雪のように消えないでと
琴線の音色を奏でる夜想曲

粉雪が降るほど道は閉ざされて
冬は春よりも北の国は
あなたの住む街から遠ざかる
それでも南の国では月の吐息を仰ぐ
ひとつの影が電波を渡り
鏡を泳ぐ時空に流れ落ちてくる

見知らぬ異国にありながら
近しい棘になり苦い毒を呑んでいた
愛の一部を愛のすべてと思い込み
引っ掻き流した血の紅さ
ゆびさきに巻きつけて
いくつかのものを終わらせてきた
あなたもわたしも

辿ってきた闇の道さえも似通う
運命の双生児だったから
風を駆け抜けて
遥かな月の光を分け合えるのでしょう
それは干からびた砂に水を注ぐため
深い地底から夢を拾いあつめて
鉱石の鼓動を語り継ぐために

その願いがひとつになると
どこかで許され解けない氷の塊が
浄化の湖になるという
月の女神が語る伝説に千切れた鉛の雲
切れ間から降りそそぐ寒月の
雪色の光を浴びる腕輪の隕石
その輝きが過去を書き変えてゆく
おなじ内観を感じた内宇宙
魂の半身を呼んでいた
光の源に選ばれていたあなた









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