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三日月のなみだ

04/28
潮風に
はるか彼方の六等星で暮らそうと
プロポーズされた三日月は
銀河鉄道の片道切符を買って
海に 堕っこちてしまったの

人魚の肉を食べたら
いつまでも三日月でいられるから
人魚の肉を食べようとしたけれど
海のものが 
どうしても三日月の口に合わなくて
潮風だけが 
人魚の肉を食べてしまったの

人魚の肉を食べてしまった潮風は
いつまでも潮風のままで 
海を守らなくてはならない
人魚の肉を食べられなかった三日月は
明日は三日月でなくなってしまう

最後のお別れに
三日月はなみだを
巻貝に閉じこめて 
夜空へと還ってしまったの

遠い古のことだけど……
巻貝に耳をあててみたら
三日月のなみだが奏でる
潮風の音色が

耳の銀河の果てに
ひびいているよ










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